キネシオロジーテストを治療に取り入れてから15年以上の月日が経ちますが、診断の正確さには常に研究の余地があり、これで良いということはないと考えています。
どんなにベテランのキネシオロジストでも、誤診を絶対にしない人はいないと思います。思い込みや勘違い、質問の曖昧さなどはよく注意することですが、術者自身の心とからだのブレも大きな要因です。
天体観測を例にとると、ある星を望遠鏡で観測したいとします。そのためには星座速見盤などでその方角や位置をしっかり確認して、そこに望遠鏡を向け倍率や焦点を合わせる必要があります。
キネシオロジーテストでも、「何を調べたいのか?」ということが大切で、目標がより明確な方が診断精度が上がります。また、その事柄に対する知識や理解度もイメージングの明確さには欠かせませんので、知識も大切です。
しかし、これだけではまだまだ精度が甘いのです。キネシオロジーテストをしている術者の心とからだが、正しい常態かどうかが最も大切なのです。結論から申せば心もからだもニュートラルな状態が一番精度が高い状態なのです。
ここに大きな落とし穴があるのですが、人は自分は正しいと思いがちだということです。そして、診断中に間違っていても、その時には自分が間違っていることにすら気づけないのです。
仏教でも、お釈迦様が中道の大切さを説いておられますが、キネシオロジーテストでも同じです。術者の心とからだに濁りやブレ、偏りやこだわり、とらわれなどがあるとそれに比例して精度が落ちてきます。よく無邪気といいますが、この邪気のない状態が望ましい状態です。
ここまで来るとキネシオロジーテストも単なる診断のツールの枠を超え『キネシオロジー道』となってきます。
私もまだまだ未熟者ですが、この道を究めてめて多くの人々のお役に立てたらと思っております。
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